プロダクト

Intent-System を試す

AI が書いたコードの「なぜ」を残し、すべての変更を、書いた本人ではないレビュアーに回す。intent-cli は、いま使っているコーディングエージェント(Claude Code・Codex・Cursor・Copilot・OpenCode)と一緒に使えます。

OSS(Apache-2.0)で、サーバーは不要です。意図・担当・進捗は git と GitHub 上のファイルとして残ります。現在の安定版は v0.32.0 です。まずは 1 つの機能についての問いから始め、効果を感じたら先へ進んでください。

1 つの機能から始める→どこまで進めるか選ぶGitHub で見る
ステータスOSS 公開中 · intent-cli v0.32.0 リリース済み · 1 スレッド + subagent から始められます
公開中
私たち自身が使っています

intent-cli は intent-cli で開発しています

現在の intent-cli 自身の開発は 1 席の構成です。1 つの conductor と、独立したレビューのたびに起動する新しい subagent に、別ベンダーのモデルによるレビューを組み合わせています。各 PR にそのレビュー記録が残るので、運用の実際を公開の場で確かめられます。

2026-09-22 時点で、intent-system リポジトリでマージされた 891 件の PR のうち 643 件が、intent-cli で切り出して追跡したユニットです。

レビュー記録つきの PR を見る →

インストール

Node.js を使う場合(.NET SDK は不要):

npm i -g intent-system

.NET のグローバルツールとして導入する場合:

dotnet tool install -g JTechJapan.IntentSystem.Cli --version 0.32.0

intent-cli --version で 0.32.0 と表示されることを確認します。コマンドを覚える必要はありません。エージェントが intent-cli に次の手順を聞き、実行します。

インストールの詳細: self-contained バイナリ・preview チャネル →
最初の一歩 · セットアップ不要

これから作る機能を 1 つ、問い詰めてもらう

大事にしているリポジトリでコーディングエージェントを開き、<topic> を実際の機能に置き換えて貼り付けます:

intent-cli で <topic> を grill してください。
intent が packet にできる状態になるまで、1 問ずつ質問を続けてください。

何が起きるか: エージェントが intent-cli の grill ガイドを読み、まず既存のコードと文書を調べ、未決事項を依存順に並べ、最も先に決めるべき問いを 1 つ聞いてきます。リポジトリに書いてあることを聞き直さず、1 回に 1 つの判断だけを求めます。

grill 自体は読み取り専用で、何も書き込まず、何も公開しません。回答を判断の記録として残すには、ホストの初期化(intent init)とドメインが必要です。Issue になるのは、その記録からパケットを作ったあとです。どちらも次の段階で行います。

次に: どこまで進めるか選ぶ

あなたはどれに近いですか?

おすすめ · まずはここから1 スレッド + subagent
1 つの会話がユニットを意図からマージ済みの PR まで進め、変更のたびに新しい subagent を起動してレビューさせます。Claude デスクトップアプリ、Claude Code、Orca Run などで動かせます。
見る →
複数のユニットを同時に複数席のチーム
設計・オーケストレーター・実装・レビューがそれぞれ席を持ち、herdr で並んで動きます。Orca Run も記録できます。
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コードは書かない意図を整理し、実装は任せる
別のチーム・ベンダー・人が実装できる、整った Issue を公開します。
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すでに使っている方v0.32.0 へ更新する
何が変わったか、入れ直したあとに何を確認するか。
見る →

1 席か複数席か: 2 つの構成の違い

1 スレッド + subagent(solo-conductor)複数席のチーム(4 スレッド)
作業を担う人1 つの conductor 席が architect・orchestrator・builder を兼ねます。設計・オーケストレーター・実装・レビューがそれぞれの席を持ちます。
レビューする人レビュー・再レビューのたびに、新しく起動する独立した subagent。起動するのは conductor です。レビュー席。
準備するものホストを初期化してモードを記録するだけ。seat roster も supervision cycle も不要です。加えて、セッションのトランスポートと、すべての役割の topology を記録します。
並行作業1 度に 1 ユニット。各席が並行して動きます。
向いている場面まず始めてほしい形で、intent-cli 自身もこの形で開発しています。独立した subagent を起動できるランタイムが必要です。複数の作業を同時に進め、席を分けて設計・実装・レビューを切り離したい場合。
位置づけpreview-through-1.x の機能としてリリース済み。リリース済み。

intent-cli はどちらにも対応し、5 スレッドのチーム(4 席に任意の Steward 中継席を加えたもの)にも対応します。どれも同じインストールとホスト初期化から始まり、チームモードはあとから変えられるので、まず 1 スレッドで始め、複数のユニットを同時に進めたくなったら席を増やしてください。

おすすめ · 1 スレッド + subagent · solo-conductor

1 ユニットを、マージされた PR まで通す

solo-conductor は 1 席のチームモードです。1 つのスレッド(conductor)が architect・orchestrator・builder を兼ねます。レビューの独立性は保たれます。レビュー・再レビューのたびに、変更を書いていない新しい subagent を conductor が起動し、その判定を独立したレビューとして記録します。

スレッドは、いつも使っている場所で動かしてください。Claude デスクトップアプリ、ターミナルの Claude Code、Orca Run などです。レビュー用の subagent は、そのスレッド自身が同じセッションの中で起動します。トランスポートもペインの配置も seat roster も要りません。 1 スレッド + subagent の仕組みを詳しく →

最初のユニットを終えたときに手元にあるもの

意図から書いたパケット、そこから公開された GitHub Issue、プルリクエスト、その PR に記録された独立したレビュー、レビュー済みのコミットで CI が通ったあとのマージ、そして次のユニットにつながるクローズアウト。どの段階も git と GitHub で確認できます。

エージェントに渡すプロンプト

このリポジトリで intent-cli を、1 席の solo-conductor チームとしてセットアップしてください。
intent-cli のホスト初期化の案内に従い(まず dry-run)、私が決めるべきことは私に確認してください。
team_mode を記録する前に、このホストを読む intent-cli がすべて v0.32.0 以上であることを確認してください。
team_mode=solo-conductor を記録し、guide bootstrap が solo-conductor-complete を返すことを確認したら、
intent-cli guide solo-conductor で最初のユニットを進めてください。
レビューのたびに新しい subagent を起動し、Issue の公開とマージの前には私に確認してください。

エージェントが実行すること

  1. 01
    ホストを初期化する

    intent init を、まず dry-run、次に --write で。他の構成とまったく同じ手順です。

  2. 02
    モードを記録する
    intent-cli team-mode set --domain <domain> --team <team> --mode solo-conductor --write
  3. 03
    確認する

    intent-cli guide bootstrap --domain <domain> --team <team> が、solo-conductor-team-bootstrap を state solo-conductor-complete で返します。

  4. 04
    ユニットごとに 10 手順のループを回す

    intent-cli guide solo-conductor が、設計の claim・パケット・Issue・実装・PR・独立したレビュー・修正・マージ・クローズアウトまでのループと、レビュアーの独立性を保つ規則を示します。

任意: 別ベンダーのモデルにもレビューさせる

チームを .intent-cli/config.toml の [[cross_runtime_review.teams]] で宣言します。宣言に並べたリポジトリでは、PR の承認に、別のランタイム(Codex・Claude・Cursor・Copilot・OpenCode)による判定が、その PR の現在の head コミットに対して記録されていることが必要になります。publish-flow で Issue を公開するときも、パケットに対する設計レビューの判定が必要になります。intent-cli はレビュー用プロンプトを出して判定を記録し、レビュアーを実行するのは席の側です。intent-cli 自身も、いまこの形でレビューしています。

これらのゲートは誠実な運用を誠実に保つためのもので、セキュリティ境界ではありません。gh pr merge など他の経路にはゲートがかかりません。

制約: 1 度に 1 ユニットだけ。独立した subagent を起動できるエージェントランタイムでのみ使えます。起動できない場合は複数席の構成を使ってください。conductor を Orca Run で動かしている場合は、その Run を solo チームにも記録できます(session-layer topology record-orca-run)。

ホストを他のマシンや席と共有している場合は、モードを記録する前に、そのホストを読む intent-cli をすべて v0.32.0 にしてください。古い intent-cli は solo-conductor を含む team-mode.json を拒否し、そのホストのすべてのチームでファイル全体の読み込みに失敗します。

GitHub の 1 席のセットアップ→詳しい説明solo-conductor の仕様
複数のユニットを同時に · 複数席のチーム · herdr

役割ごとに席を分ける

4 スレッドのモデルは複数席のモデルです。設計が意図を形にし、オーケストレーターが調整し、実装がプルリクエストを届け、レビューが確認します。設計は今の会話に残すこともでき、他の役割には専用のペインとフォルダーが用意されるので、herdr で各席の動きを見られます。

1. 導入パターンを選ぶ

2 つの問いで決まります。ホストのメタデータを別リポジトリに置くか同じリポジトリのブランチに置くか、そしてプロジェクトが新規か既存か。これで 4 つのパターンに分かれ、それぞれが貼り付け用プロンプトつきの独立した 1 ページにまとまっています。

2. セッションのトランスポートを記録する

すべてのエージェントが 1 台のマシンで動くなら、依存の少ない herdr-only を記録します:

intent-cli session-layer set --domain <d> --team <t> --mode herdr-only --write

agmsg + herdr は非推奨になりました。引き続き動作し、削除は利用者の確認後に予定されています。何も記録しない場合の既定値でもあるため、選んだトランスポートは明示的に記録してください。どちらのトランスポートも主経路ではありません。

3. エージェントにチームを作ってもらう

<owner>/<repo> の作業を herdr-only の 4 スレッド team で始めてください。
intent-cli の bootstrap guide を使い、各 seat の CLI/model と application kind を私に確認し、command だけを出してください。
私が承認した後に herdr・provider・scheduler の command を実行します。topology を記録・検証し、最初の検証済み handoff を報告してください。

v0.32.0 で加わったもの

  • Orca Run の記録。 intent-cli session-layer topology record-orca-run で、すでに使っている Orca Run を席に結び付けます。読み返しは session-layer topology orca-runs。intent-cli が orca を実行したり Run を作ったりすることはありません。
  • 別ランタイムによるレビュー は複数席のチームでも使えます。ゲートのかかり方は 1 席の節を参照してください。
  • 監視役は宣言制に。 常駐の監視役は、[supervision] opt_in_teams に載せたチームにだけ設定されます。

3 スレッドのタイマーループも、よりシンプルな代替手段として引き続き使えます。 代替手段を見る →

GitHub で導入パターンを選ぶ→オーケストレーションの仕様チームの仕組みを見る
チームに導入するなら

intent-cli は無償で使えます。最初の導入を自分たちだけで進めるのが不安な場合は、株式会社ジェイテックジャパンがあなたのコードベースで有償の実地支援を行います。Intent ツリーの種をまく Intent Storming の進行、ペアプログラミング、チームのセットアップ支援などです。

サポート & コンサルテーション →
コードは書かない · authoring-only

コードを書かずに意図を整理して Issue を公開する

team_mode=authoring-only では、コードを書かずに意図を整理して Issue を公開できます。エージェントが意図を聞き取り、パケットを作成します。実装は別のチーム・人・ベンダーが担えます。このモードに配信構成や配信担当席はなく、配信の監督も対象外です。

<domain> では team_mode=authoring-only を使ってください。
intent を私に interview し、packet を author し、Issue を publish する前に承認を求めてください。
delivery topology や seat は作らず、authoring audit と external handoff を報告してください。
すでに使っている方

v0.32.0 への更新

v0.31.0 からは 42 ユニット分、v0.32.0-preview.4 からは 9 ユニット分の変更が入っています。上のどちらかのインストールコマンドで入れ直し、下の項目のうち当てはまるものを確認してください。

  • 監視役は宣言制に。 既存の記録だけでは対象になりません。常駐の監視役が必要なチームは [supervision] opt_in_teams に追加してください。
  • stalls.jsonl は実行環境ローカルに。 ホストで git 管理している場合は、intent-cli notify supervise repair-cycle-history --domain <d> --team <t> --write を実行すると、ファイルを残したまま管理対象から外せます。
  • agmsg + herdr は非推奨に。 引き続き動作します。移行する準備ができたら herdr-only を記録してください。
  • 差し戻した PR がレビューに戻れるように。 request-update が intent-pr-approved を外すようになりました(G824)。
  • GitHub への書き込み前に本文を検査。 gh 経由で Issue や PR の本文を送る 7 つの経路(gh api --input が 3 つ、gh --body-file が 4 つ)は、形式の壊れた本文と 65,536 バイトを超える本文を止め、書き込み前にサイズを表示して 58,000 バイトから警告します。どちらの数値も intent-cli 自身の保守的な上限で、GitHub の実際の境界として検証した値ではありません。
  • v0.32.0-preview.2 から更新する場合: preview.2 にあった、claims を有効にしたホストでチーム所有のユニットを worker claim できない問題が修正されています(G815)。
  • solo-conductor を試す予定なら: モードを記録する前に、ホストを読む intent-cli をすべて更新してください(1 席の節を参照)。
v0.32.0 のリリースノート→GitHub のリリース
v0.32.0 の現在機能

リリース済みの契約を一か所に

リリース済みの基準

intent-cli v0.32.0 が現在の安定版です。チームは 3 つのチームモードから 1 つを記録します。solo-conductor(1 スレッド + レビューごとに新しい subagent。おすすめの始め方)、delivery(複数のユニットを同時に進める複数席のチーム)、authoring-only です。3 スレッドのタイマーループも対応する代替手段として残ります。

導入経路

npm i -g intent-system で intent-cli コマンドを導入でき、.NET SDK は不要です。.NET のグローバルツールは JTechJapan.IntentSystem.Cli です。intent-cli update は実行ファイルのパスから更新チャネルを決めます。

別ランタイムによるレビュー

[[cross_runtime_review.teams]] で宣言したチームでは、宣言に並べたリポジトリで、PR の承認に別のランタイム(Codex・Claude・Cursor・Copilot・OpenCode)による判定が現在の head コミットに対して必要になり、publish-flow にはパケットへの設計レビューの判定が必要になります。intent-cli はプロンプトを出して判定を記録するだけで、レビュアーを起動しません。これらのゲートはセキュリティ境界ではありません。

受け入れと監督

ガイドを優先する出荷ルールにより、ガイドへの経路がない、または誤っている機能は出荷しません。監督はチームごとの宣言制([supervision] opt_in_teams)で、エスカレーション前に同じサイクル内で発見事項を照合します。

セッションの選択肢

同じ環境に集まる複数席のチームには、依存の少ない herdr-only を推奨します。agmsg + herdr は非推奨です。引き続き動作し、何も記録しない場合の既定値のままです。どちらのトランスポートも主経路ではありません。使っている Orca Run を、席または solo チームに結び付けて記録できます。

ファイル保存型の配信

delivery_method: file-backed を宣言すると、永続的で参照可能なタスク封筒を保存し、1 行のポインターを届けます。宣言しなければ、配信は本文埋め込みのままです。

名前付きブランチレーン

レーンは registry/default または明示的な packet draft --lane の選択から決まります。これはリリース済みの preview-through-1.x 機能であり、1.0 互換性保証ではありません。パケットは branch_lane と routing_snapshot を記録します。intent-cli はレーンを提案・記録しますが、ブランチの作成や管理はしません。

複数人で使う Git 連携の担当宣言

.intent-cli/claims/ の不変な Git 連携レコードを使い、claim acquire と claim verify を実行します。これはリリース済みの preview-through-1.x 機能であり、1.0 互換性保証ではありません。通常の push に成功した人だけが担当宣言を所有するため、ひな形作成の前に担当宣言を行い、作業前に所有権を検証します。

プロンプト分類と対象範囲

プロンプトポリシーはリテラルなプロンプト分類と対象を絞った承認を使い、answerable_by、上書きできないリスク下限、実行中の対話に対する比較交換(compare-and-swap)を含みます。これはリリース済みの preview-through-1.x 機能であり、1.0 互換性保証ではありません。未知または一致しないケースは推測せず、エスカレーションします。

authoring-only のチームモード

team_mode=authoring-only では、コードを書かずに意図を整理して Issue を公開できます。エージェントが意図を聞き取り、パケットを作成します。実装は別のチーム・人・ベンダーが担えます。このモードに配信構成や配信担当席はなく、既定の delivery mode のままです。authoring-only では配信監督は対象外です。これはリリース済みの preview-through-1.x 機能であり、1.0 互換性保証ではありません。

コマンド出力の境界: intent-cli は決定論的な案内を出し、ワークフローの状態を記録・検証します。承認後に herdr・プロバイダー・スケジューラーを実行するのは、コーディングエージェントまたは運用担当者です。intent-cli はそれらを起動せず、herdr を操作せず、スケジューラーを登録しません。

コミュニティとサポート

コミュニティでの質問や議論には J-Tech JAPAN OSS Discord にご参加ください ── そこでの回答は無償です。再現可能なバグやアクションにつながる要望は GitHub issue としてご報告ください。

ペアプロ・ペアストーミング・Intent Storming のファシリテーションなど、あなたのコードベースに即した実地の導入支援は、株式会社ジェイテックジャパンが有償コンサルテーションとして提供します。

Discord に参加→サポート & コンサルテーション

方法論を深める

方法論はツールの有無に関わらず単体で成立します。3 つの提案 — Compass、Git-AI-Flow、Intent Storming — は製品に依存しないので、いまお使いのツールチェーンにそのまま当てはめられます。